本末転倒な「無駄遣いをさせない贈与」
2019年9月17日
現金をそのまま子供や孫に贈与すれば何に使うかわからない。 だから、現金を贈与したらすぐにそれを原資に保険に加入させてしまえば、 無駄遣いをされる心配は減る。そして名義預金対策にも有効・・・。 先日、保険会社の方に聞くと「 …
相続税節税の否認事例
2019年9月13日
相続税節税の否認事例です。 ⇒相続開始3年前に計14億円の賃貸用不動産を銀行借入により購入 ⇒国税庁の評価通達に基づき評価額3億円で相続税を申告 ⇒その後1年も経たないうちに一部を売却 これに対し税務署は3億円で評価する …
土地の評価単位と地積規模の大きな宅地
2019年8月28日
土地の評価単位は、地目別、利用別、取得者別、という段階(レベル)を経て決定します。 このうち取得者別のレベルにおいて、評価を引き下げる目的だけで、通常考えれない分割(例えば 一方の土地を恣意的に無道路地にする)をすればそ …
配偶者居住権はいらない
2019年7月1日
配偶者居住権。 簡単に説明すれば「夫が死亡した後も、妻が自宅に無償で一生住み続けことができる権利」です。 120年ぶりの民法改正ともてはやされ、税務雑誌においても評価方法や節税の特集が組まれています。 しかしこの制度、誰 …
相続放棄があった場合の保険の非課税金額
2019年7月1日
弊所が受任する相続案件で、相続人が親や兄弟という事案が増えています。 未婚の方の相続の場合、まずは親(直系尊属)が相続人になりますが、その親が相続放棄をした場合は、 兄弟に相続権が移ります。 ところで、生命保険金には一定 …
株価評価の「非経常的な利益」
2019年5月31日
非上場株式を類似業種比準価額で評価する場合の3要素は「配当・利益・純資産」です。 これらが高ければ株価は上がり、引くければ株価は下がります。 このうち「利益」については、税務上の利益を採用するのですが「非経常的な利益」を …
小規模宅地の特例の落とし穴
2019年5月17日
自宅の敷地は、面積330㎡(100坪)まで20%の評価でOK。 これが相続税の特例の一つ「小規模宅地の特例」です。 この特例は、被相続人が要介護認定を受けて老人ホームに入所していた場合にも適用可能です。 大きな節税ですの …