土地や非上場株式の価額を左右する「路線価」と「類似業種比準価額」。

令和2年分の路線価は7月1日に公開予定と国税庁が発表しました。

おそらく公示価格ベースで、コロナ禍の影響は加味されないでしょう。

また、類似業種比準価額は6月に”2月まで”の株価が公表されるでしょうが(その後は2カ月ずつ)、

3月に日経平均は1万6千円台をつけていますから、ほとんどの非上場株式の贈与は3月・4月・5月

が有利になります。

よって今月発表されるであろう数値は実務では使えませんね。

なお、自社の業績悪化が1年以上長引くと考えるなら、利益や純資産が落ちるであろう翌期以降

まで待つ・・・というのも一つでしょう。