不動産の相続税対策の第6回目は「交換特例の活用」です。

時価と相続税評価の乖離を利用します。

〇 父の不動産・・・時価100<相続税評価額120

〇 他の親族の不動産・・・時価100>相続税評価額80

この2つの不動産を交換特例(譲渡所得税ゼロの特例)を使って交換することにより、

父は相続税評価額の少ない土地を受け取りますので、相続税の圧縮を図ることが可能です。

なお、鑑定評価や経済的合理性の担保は、税務的にも将来のご家族にとっても必須です。

つまり節税ありきではなく、想いを反映したものでないといけないということですね。

また、小規模宅地の特例をフルに活用するため、広い土地と交換することも対策の一つです。